衆議院選挙から時間が経ち記憶が薄れつつありますが、私は「チームみらい」が提唱していた「デジタル技術による民主主義のアップデート」という考え方に強い関心を持っていました。
かつての「目安箱」や現代の「パブリックコメント」、あるいは「ワークショップ」など、民意を汲み取る手法は存在してきました。
当別まちづくり株式会社が実験的に運用し始めた「ブロードリスニング」のサイトも当別駅周辺の将来について意見を募るための現代的手法です。
(※一般的な用語としての意味とは少し異なるかもしれませんが)。

こうしたサイトがAIによって容易に構築できるようになったのが画期的です。
この試みは兵庫県加古川市が導入している「加古川市版Decidim(デシディム)」に近い発想です。

自治体として多分、予算を投じている加古川市に対し、当別では民間組織が費用ゼロで自主的に実践しています。

加古川市の事例から学べるのは、オンラインで集めた意見と「リアルの場」での議論を接続させる事です。
小グループでの対話を各地で展開するのも有意義でしょう。

AIによってアプリ構築のコストが下がった今だからこそ、デジタルで効率的かつ民主的に知恵を集め、そこで絞り込まれた重要な課題に対してリアルの場で選択と集中を行う。
そんな「デジタル田園都市」を実践する町は魅力的じゃない?